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風邪(急性上気道炎)やインフルエンザを予防しよう!

 風邪を予防するために何をするべきか?ここではそんなことを考えてみたい。
 いきなりですが風邪の予防を考えた場合、私が提案する方法は「マスク」と「マフラー」である。
 マスクに関しては、風邪の原因として多くを占める「ウイルスの侵入を防ぐ事ができない」という理由から「風邪の予防に効果はない」と言われる方もお見えになりますが、それでも私は効果があると考えます。
 何故か?

風邪(急性上気道炎)やインフルエンザを予防しよう! まず、そもそもどうして風邪(急性上気道炎)になるのかという話なんですが、風邪は上気道部(鼻やのど)の粘膜にウイルスを主とする微生物が付着・侵入することで発症します。上気道というのは基本的に、唾液によってコーティングされたような状態にあるため、微生物が付着しにくいようになっていますし、もし仮に付着されたとしても、その微生物というのが細菌でしたら唾液に含まれる殺菌作用によって片付けられる可能性もあります。しかし喉が渇いてしまうと、この唾液という名の免疫機能が低下してしまうわけで、風邪をひきやすくなってしまうのです。

 ということは、逆に言えば、「喉の渇きを防げば、風邪もひきにくくなる」ということになるのです。
 そうしたことから私は、喉の渇きを防いでくれるであろうマスクは風邪の予防になると考えます。

 また、喉の渇きを防ぐという観点からもう一つのオススメがマフラー(ネックウォーマー)です。これは首を暖めろという話なんですが、首はハイネックの服とか着てたら話は変わりますが、そうでなければわりと風にさらされていたりしませんか?で、この首が冷えると、そこの血管が収縮するのですが、その収縮は唾液の分泌量を低下させてしまいます。もうお分かりですね?そう、唾液の分泌量が減れば風邪の原因となる微生物が喉に付着しやすくなるわけで…。
 これらの理由から、私は「マスク」と「マフラー」を風邪の予防アイテムとしておすすめします。

 そういえば、私達は無意識のうちに顔を触ることが多いようなのですが、それは口の周り(上気道付近)に微生物を運ぶ(付着させる)ことにもなります。そうしたことが予防できるのもマスクの効果と言えるでしょう。

 他にも「手洗い&うがい」、まあこれは微生物を口に入れるのを防ごうという意味でアリですよね。また「三点締め」。これは首、手首、足首の3点を閉めて熱を逃がさないようにするということなんですが、身体が冷えてきますと、ウイルス等を排除する機能(免疫機能)が低下しますので、そうしたことを考えますと、この三点締めも有効ですね。

 とにかく、「風邪の引き始めは喉から」なんて言われるくらいですから、そこをしっかり防御して風邪を予防していただきたいものです。

追伸
 なんかこうして考えてみますと、冬というのは気温が下がる事で体温も下がり、これに合わせて免疫力も低下する。だから暖房とかつけて部屋を温めるのですが、空気の乾燥などから喉が渇いて、やはり免疫力は低下傾向になって…。で、そうした理由から風邪をひく人が増えると考えられるわけですが、そうして風邪のウイルスをもった人が増えれば、それもまた風邪発症の原因となるわけで、冬は基本的に、風邪にかかりやすくなるってことになるんでしょうね。
   

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